【亜州ビジネス編集部】香港政府トップの李家超（ジョン・リー）行政長官は2月28日の記者会見で、屋内外および公共交通機関でのマスク着用義務を3月1日付で廃止すると発表した。マスク着用義務の全面解除により、各種のイベントや国際的な活動が再開され、経済・社会活動が活性化されると期待感を示した。信報が伝えた。
　香港は2020年7月から屋外を含む公共の場でのマスク着用を義務化し、違反者には最大1万香港ドル（約17万3600円）の罰金を科していた。ただ李長官によると、今後も病院などの高リスクエリアでは、責任者が職員や来訪者にマスク着用を義務付けることができる。


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