ニュース 2022/12/20 13:45
中国:重慶市がコロナ軽症者の出勤容認、検査投薬の自粛も要請
経済・統計
中国各地で新型コロナウイルスの感染者が拡大する中、重慶市政府は18日、政府を含む市内の企業団体に対し、コロナの無症状か軽症の職員について出勤を認める方針を通知した。併せて住民に不要不急ならPCR検査を受けないこと、無症状なら医薬品を使わないことを求めた。香港メディアの星島日報などが19日付で伝えた。
重慶市はこのほか、新規入院者とその付き添いを除き、病院に入る際のPCR検査を不要とした。高齢者施設や託児所、小中学校を除いて、入場する際の陰性証明の提示義務を撤廃している。
国家衛生健康委員会の20日発表では、19日の新規コロナ患者は全国で2722人。うち、広東が1075人、北京が456人、重慶が189人だった。
国家伝染病医学中心の張文宏主任は18日、広東省で開かれたセミナーで、現在のコロナの感染拡大は終息が見えているものの、今後2〜4カ月間の流行に備えるよう呼び掛けた。張主任によれば、各地は今後、過去最大規模の感染の波に襲われる見通しだ。各医療機関は、死亡率引き下げのため重症者の治療に重点を置くべきだという。
張主任によれば、現在拡大しているコロナのオミクロン変異株は、病毒性が弱いものの、80歳以上の高齢者への影響は大きいとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
重慶市はこのほか、新規入院者とその付き添いを除き、病院に入る際のPCR検査を不要とした。高齢者施設や託児所、小中学校を除いて、入場する際の陰性証明の提示義務を撤廃している。
国家衛生健康委員会の20日発表では、19日の新規コロナ患者は全国で2722人。うち、広東が1075人、北京が456人、重慶が189人だった。
国家伝染病医学中心の張文宏主任は18日、広東省で開かれたセミナーで、現在のコロナの感染拡大は終息が見えているものの、今後2〜4カ月間の流行に備えるよう呼び掛けた。張主任によれば、各地は今後、過去最大規模の感染の波に襲われる見通しだ。各医療機関は、死亡率引き下げのため重症者の治療に重点を置くべきだという。
張主任によれば、現在拡大しているコロナのオミクロン変異株は、病毒性が弱いものの、80歳以上の高齢者への影響は大きいとしている。
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