ニュース 2023/02/10 15:45
中国:1月新車販売35%減、春節など影響=汽車工業協会
経済・統計
中国汽車工業協会は10日、今年1月の新車販売台数が前年同月比35.0%減の164万9000台に縮小したと発表した。マイナス成長は3カ月連続で、減少率は前月の8.4%から大幅に拡大している。生産台数は34.3%減の159万4000台。前月比でも販売が35.5%減、生産が33.1%減と大きく落ち込んだ。
ガソリン車減税が昨年末に終了したことに加え、春節(旧正月)連休のずれによる影響が大きい。2022年の春節月(2月)との比較では、販売が5.1%減、生産が12.1%減となっている。ただ、新型コロナウイルス流行前の19年の春節月(2月)との比較では、販売が11.3%増、生産が13.0%増となった。
車種別では、乗用車の販売台数が前年同月比32.9%減の146万9000台(前月比35.2%減)。生産台数も32.9%減の139万7000台(同34.3%減)に下向いた。商用車は販売台数が47.7%減の18万台(同38.1%減)、生産台数が43.1%減の19万7000台(同43.1%減)だった。
新エネルギー自動車(NEV)も低調。昨年末での補助金政策の終了や市場価格の変動などが影響したという。1月の販売台数は前年同月比6.3%減の40万8000台。生産台数は6.9%減の42万5000台に下向いた。月次ベースの過去最多となった前月との比較では、販売が49.9%減、生産が46.6%減となっている。
一方で、完成車の輸出台数は前年比での増加基調を維持。1月に前年同月比30.1%増の30万1000台に伸びた。前月比では7.1%減。車種別では、乗用車が前年同月比35.6%増の25万台、商用車が8.1%増の5万9000台。また、NEV輸出は48.6%増の8万3000台に膨らみ、前月比でも1.1%増加した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ガソリン車減税が昨年末に終了したことに加え、春節(旧正月)連休のずれによる影響が大きい。2022年の春節月(2月)との比較では、販売が5.1%減、生産が12.1%減となっている。ただ、新型コロナウイルス流行前の19年の春節月(2月)との比較では、販売が11.3%増、生産が13.0%増となった。
車種別では、乗用車の販売台数が前年同月比32.9%減の146万9000台(前月比35.2%減)。生産台数も32.9%減の139万7000台(同34.3%減)に下向いた。商用車は販売台数が47.7%減の18万台(同38.1%減)、生産台数が43.1%減の19万7000台(同43.1%減)だった。
新エネルギー自動車(NEV)も低調。昨年末での補助金政策の終了や市場価格の変動などが影響したという。1月の販売台数は前年同月比6.3%減の40万8000台。生産台数は6.9%減の42万5000台に下向いた。月次ベースの過去最多となった前月との比較では、販売が49.9%減、生産が46.6%減となっている。
一方で、完成車の輸出台数は前年比での増加基調を維持。1月に前年同月比30.1%増の30万1000台に伸びた。前月比では7.1%減。車種別では、乗用車が前年同月比35.6%増の25万台、商用車が8.1%増の5万9000台。また、NEV輸出は48.6%増の8万3000台に膨らみ、前月比でも1.1%増加した。
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