中国インターネット情報センター（CNNIC）が2日に発表した最新統計によると、2022年12月末時点の国内インターネットユーザー（過去半年間でネットを使用した6歳以上のユーザー）は10億6700万人に達した。前年末との比較で3549万人増加している。普及率（全人口に占める割合）は75.6％と、前年末の73.0％から2.6ポイント上昇した。
　CNNICによると、第5世代（5G）移動通信網やギガワット網など、新型インフラの建設が進むなかで、ユーザー人口が引き続き増加している。22年は年間で計231万カ所の5G基地局が建設・開通され、その規模は世界の60％超を占める水準だ。また、22年12月末の時点で、ギガビット光ネットワークは5億世帯以上をカバーする能力を持つ。
　このほか、22年はショート動画のユーザーが大幅に増加し、モバイルインターネットのトラフィック増加をけん引した。ショート動画のユーザーは同年末に10億人の大台を突破。18〜22年の5年間で、6億4800万→10億1200万人に増えている。ネットユーザー全体に占める比率は78.2→94.8％に上昇した。
　一方、オンライン医療のユーザーは3億6300万人で、前年末から21.7％増加。デジタル経済の発展に伴い、新たなシーンや形でのインターネット応用が進んでいる。


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