上海市で自動運転車の試験運行が新たに始動する。浦東新区では今年2月1日、「無人スマートコネクテッドカー・イノベーション応用規定」が域内で正式施行。安全確保員を不要とする自動運転車両運行が解禁された。その実施細則が導入されるなか3月22日、百度智行や新石器中研（上海）科技など8社が申請した公道走行プログラムを承認。イノベーション応用試験の許可通知を発行している。浦東新区政府が23日に報告した。
　指定した公道を舞台に、試験走行やモデル応用、モデル事業運営、商用展開することを認める。スマートコネクテッドカー企業の需要に応え、関連分野を立法化した。保険ルールや事故認定などを明確にしている。
　22日には、浦東新区の金橋、張江などにスマートコネクテッドカー関連企業14社を誘致した。「金橋スマートコネクテッドカー計測・モデル運行区」では、中心エリアに位置する29.3キロメートルの公道が走行可能となる。




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