中国の国家移民管理局は7日、全国の出入境者数が6日に前日比32.8％増の延べ67万6000人に達したと報告した。新型コロナウイルス流行後で最多を記録している。新型コロナの感染症分類が引き下げられる前日との比較では124.2％増加した。中国経済網が伝えた。
　外交部の毛寧・副報道局長は、中国の団体ツアー客が6日、タイ、インドネシア、カンボジア、シンガポールなどに到着し、各地で歓迎を受けたと説明。中国人の海外団体ツアーが3年ぶりに再開されたことで、世界の観光市場が活況を取り戻し、世界経済の回復にも寄与するとの見方を示した。
　また、6日の出入境者のうち、中国本土と香港・マカオ間が前日比39.2％増の56万8000人となり、全体の84％を占めている。中国本土と香港・マカオ間では、今月6日に往来が全面的に回復。団体ツアーも再開された。


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