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  ニュース     2022/12/29 13:08

中国:砂漠でクリーン電源開発、内モンゴルに総出力1600万kW 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】再生可能エネルギー源開発事業向けの新規投資ラッシュが中国に訪れている。内モンゴル自治区オルドス市ダラト旗のクブチ砂漠では12月28日、太陽光発電(PV)、風力発電、高効率火力発電、蓄電池設置などを網羅したエネルギー総合開発プロジェクトが着工された。三峡集団や内蒙古能源集団が800億人民元(約1兆5400億円)以上を現地投資する。光明日報が29日付で伝えた。
 総出力1600万kWの電源開発に乗り出す。合計容量400万〜600万kWhの蓄電装置も併設する計画だ。電源の内訳は、太陽光発電が800万kW、風力発電が400万kW、高効率火力発電が400万kWに上る。全設備が稼働した場合、京津冀(北京市・天津市・河北省)エリアに毎年約400万kWhのクリーン電力が届けられる見込みだ。
 砂漠面積で中国7番目のクブチ砂漠は1万8600平方キロメートル。オルドス高原の北部に位置し、ダラト旗、ハンギン旗、ジュンガル旗などに広がっている。


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