今年1〜2月のリチウム電池生産量は、中国全体で前年同期比24％増の102GWh（1億200万kWh）に達した。新エネルギー自動車（NEV）の動力電池向けは約38GWh、蓄電池向けは15GWh超で推移。リチウム電池の海外輸出額は706億人民元（約1兆3430億円）に伸びている。業界団体の報告内容として、工業情報化部が4日に発表した。

　主要電池部材の2カ月生産量は、正極材が26万5000トン、負極材が21万5000トン、セパレーターが24億5000万平方メートル、電解液が13万トンで推移している。このほか炭酸リチウム6万1000トン、水酸化リチウム4万4000トンずつ生産した。1〜2月のトン当たり平均価格は、それぞれ炭酸リチウムが46万人民元、水酸化リチウムが47万4000人民元となっている。


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