【亜州ビジネス編集部】中国のインターネットやSNS上でこのところ、「電子ザーサイ」という言葉が注目を集めている。若者などが食事中、スマートフォンなどで視聴する動画やオーディオブックなどのコンテンツを「ご飯のお供」のザーサイになぞらえて表現したものだ。界面新聞が18日付で伝えた。

　「電子ザーサイ」をご飯のお供にするのは、主に一人暮らしの若者など。ネット上には自分がおすすめの「電子ザーサイ」を紹介する書き込みも多くみられる。「電子ザーサイ」として好まれる動画は、テレビドラマやアニメといった気軽に観られて重すぎない内容のもの。中国の時代劇や日本アニメの「クレヨンしんちゃん」なども人気が高いとされる。

　中国統計年鑑によると、2020年に全国の世帯4億9416万戸のうち、一人暮らしの世帯は1億2500万戸を超えた。



　


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