【亜州ビジネス編集部】春節（旧正月）を前に、次の干支「辰」の年賀切手が人気を集めている。発売日には、郵便局の前に早朝4時から行列ができた。市場では5倍以上のプレミアム価格で販売されている。中新経緯が11日付で伝えた。
　中国郵政が今月5日に発行した辰年の記念切手は1セット2.4人民元。これにプレミアムがつき、オンライン通販サイトなどでは5.6倍もの価格で売られているケースもあるという。
　関係者はこうした人気の理由について、「中国人は昔から龍に特別な意味合いを感じている。特に今年は閏年で、さらに甲辰の年回りに当たる。運気の良い年に当たることから年賀切手の人気が出た」と話す。また、切手の図案の特徴としては、「中国の古典的な龍のイメージを引き継ぎつつ、新たな時代の到来を待ちわびる、縁起の良さと美しさが表現されている」と指摘した。


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