【亜州ビジネス編集部】中国全体の都市軌道交通は、2023年7月時点で全国54都市の296路線を数えた。営業距離は合計9743.5キロメートル（km）に上る。交通運輸部が3日に報告した。

　電車の運行は324万本、乗客の輸送数は延べ26億6000万人、駅入場者数は16億人に拡大している。乗客の輸送数は前月比で2億2000万人（9.2％）、前年同期比で7億1000万人（36.4％）ずつ増加した。2019年の月間平均と比較した場合、6億7000万人（33.8％）増えている。

　7月の乗客輸送密度（1日1キロ当たり平均）は5460人を数えた。19年の月間平均とほぼ同水準で推移している。7月は紹興地下鉄2号線と合肥地下鉄1号線第三期などが新たに開通し、営業距離が15.2km延伸された。

　都市軌道交通の7月輸送客数は、エリア別で上海の3億2906万5000人、北京市の3億1609万7000人、広州市の2億8344万8000人、深セン市の2億5413万9000人、成都市の1億9465万5000人など。これに杭州市、武漢市、重慶市、南京市、青島市が続いた。

　



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