ニュース 2024/08/20 14:34
中国:高齢者騙す悪徳商法、「おとり広告」が増加傾向
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】中国では近年、高齢者をターゲットにした詐欺行為がますます巧妙化してきた。老人を騙し、法外な値段の薬や健康食品などを売りつける悪質商法も、最近は対面販売でなく電話注文などの形が急増している。中国政府系メディアが19日付で報じた。
かつてはスーパーマーケットの入り口などでチラシを配り、「無料体験会」などと称して会場に高齢者を集め、販売契約させる手口が多かったが、最近はテレビやインターネット上の「おとり広告」で高齢者を惹きつけ、電話をかけさせ、商品購入に導く形が増えている。
陝西省のある男性はテレビで「糖尿病が治る薬」のCMを見て業者に連絡。薬とツボ刺激のシート、計6箱を1860人民元(約3万8000円)で購入した。この業者は「元の価格は2460人民元だが、先着500人には1860人民元に値引きする」と説明し、購入を勧めたという。男性が代金を振り込むと商品が送られてきたが、家族がネットで調べたところ、商品の市場価格は合わせて300人民元ほどだった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
かつてはスーパーマーケットの入り口などでチラシを配り、「無料体験会」などと称して会場に高齢者を集め、販売契約させる手口が多かったが、最近はテレビやインターネット上の「おとり広告」で高齢者を惹きつけ、電話をかけさせ、商品購入に導く形が増えている。
陝西省のある男性はテレビで「糖尿病が治る薬」のCMを見て業者に連絡。薬とツボ刺激のシート、計6箱を1860人民元(約3万8000円)で購入した。この業者は「元の価格は2460人民元だが、先着500人には1860人民元に値引きする」と説明し、購入を勧めたという。男性が代金を振り込むと商品が送られてきたが、家族がネットで調べたところ、商品の市場価格は合わせて300人民元ほどだった。
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