ニュース 2024/12/06 11:35
中国:24時間営業チェーン増加、夜間消費の拡大後押し
経済・統計
中国の大手茶飲料チェーンでこのところ、24時間営業を行う店が増えている。これまでに喜茶、霸王茶姫、古茗、茶百道、蜜雪氷城などが相次いで24時間営業に乗り出した。中国政府系メディアが5日付で伝えた。
フードデリバリー「餓了麼(ウーラマ)」の調査によると、ミルクティーの販売店で24時間営業をする店は夜間の消費が活発な地域に多い。気候の温暖な南方都市の店が全体の9割を占める。夜間の出前注文ついては、住宅地が65%、オフィスが13%などとなっている。
専門家によると、国民消費生活の変化に伴い、飲食店全般で24時間営業を採用する店が増加傾向にあるという。北京市朝陽区で24時間営業をするある飲食店は、周辺にバーが集中し、コンサートなども開催されるスタジアムがあることから、夜中から明け方にかけて多くの客が訪れている。
中国当局は現在、夜間の消費拡大を目指しており、市場規模はすでに50億人民元(約1033億円)を上回る。商務部の「都市住民の消費習慣調査報告」によれば、国内の大型ショッピングモールで午後6時から10時までの消費額が24時間に占める割合は2分の1となった。飲食店レビューやデリバリー事業を手がける美団(メイトゥアン:3690/HK)のデータによれば、2023年に入り、「24時間営業」に関する検索件数が大幅に拡大。この傾向は書店やコンビニエンスストアといった他業界にも広がっているという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
フードデリバリー「餓了麼(ウーラマ)」の調査によると、ミルクティーの販売店で24時間営業をする店は夜間の消費が活発な地域に多い。気候の温暖な南方都市の店が全体の9割を占める。夜間の出前注文ついては、住宅地が65%、オフィスが13%などとなっている。
専門家によると、国民消費生活の変化に伴い、飲食店全般で24時間営業を採用する店が増加傾向にあるという。北京市朝陽区で24時間営業をするある飲食店は、周辺にバーが集中し、コンサートなども開催されるスタジアムがあることから、夜中から明け方にかけて多くの客が訪れている。
中国当局は現在、夜間の消費拡大を目指しており、市場規模はすでに50億人民元(約1033億円)を上回る。商務部の「都市住民の消費習慣調査報告」によれば、国内の大型ショッピングモールで午後6時から10時までの消費額が24時間に占める割合は2分の1となった。飲食店レビューやデリバリー事業を手がける美団(メイトゥアン:3690/HK)のデータによれば、2023年に入り、「24時間営業」に関する検索件数が大幅に拡大。この傾向は書店やコンビニエンスストアといった他業界にも広がっているという。
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