史上最大規模のモーターショー「2025年（第23回）広州国際自動車展示会」が21日に開幕した。22万平方メートルの会場に合計1085台が展示される。電動化、スマート化が進展するなか、このうち新エネルギー自動車（NEV）は629台（58％）に拡大した。比亜迪（BYD）や広州汽車集団（GAC）などがホールを貸し切りで展示し、複数の新型戦略車を紹介する。一方、反転攻勢を図る合弁ブランド勢は、新技術の導入による高性能化をアピールした。さらに自動車サプライチェーンの出展社数が拡大し、電池やスマートソリューションなどを出展している。毎日経済新聞などが伝えた。

　「新科技・新生活」をメインテーマとする今回は、多数の内外合弁企業がスマート技術を搭載したNEV製品を投入している。セダンからSUVまで、家庭用からオフロードまでをそれぞれ網羅した。同時に合弁勢はガソリン車の基盤も手放さず、製品ラインを整備し、世代交代を加速させている。

　トヨタやホンダ、日産、フォルクスワーゲンをはじめとするグローバルブランドのほか、自動車産業サプライチェーンの各社が自社製品や技術を持ち込んだ。30日の閉幕までに延べ80万人以上が来場する見通しという。出展企業は合計1000社を超えた。

　前回の第22回広州国際自動車展覧会は2024年11月24日に閉幕し、会期10日間で観客は延べ85万3000人。国内外約5000のメディア・機関から記者1万2000人が訪れた。


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