ニュース 2025/06/06 09:40
中国:再生可能エネ設備容量が拡大、4月末に20億kW超え 
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国の再生可能エネルギー導入量が引き続き拡大している。再生可能エネルギー発電設備の新設容量は過去2年連続で年間3億キロワット(kW)を突破。2025年4月末までに全国の同設備容量は前年同期比58%増の20億1700万kWに増大した。国務院新聞弁公室が5日に開催した記者会見で明らかにしたもの。中国政府系メディアが報じた。
電力システムの新エネルギー受容能力を向上させるため、中国当局は現在、大型クリーンエネルギー基地と省(自治区、直轄市)間送電プロジェクトの建設を着実に推進している。電力ネットワークの調整運用メカニズムを整備し、27年までに全国の新エネルギー利用率を90%超とする目標を掲げている。
国家能源局の担当責任者は記者会見で、「中国は世界最大規模のインターネットを活用した電力サービスシステムを構築しており、全国の電力供給サービス水準が継続的に向上している」と述べた。次のステップとして、同局は国有送電大手の国家電網、南方電網を通じ、企業や一般市民の新たな電力利用ニーズに対応していく方針。企業向けの電力供給サービスを強化するとともに、農村の遠隔地や孤島など、電力網の末端地域における供給能力を拡充する構えだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
電力システムの新エネルギー受容能力を向上させるため、中国当局は現在、大型クリーンエネルギー基地と省(自治区、直轄市)間送電プロジェクトの建設を着実に推進している。電力ネットワークの調整運用メカニズムを整備し、27年までに全国の新エネルギー利用率を90%超とする目標を掲げている。
国家能源局の担当責任者は記者会見で、「中国は世界最大規模のインターネットを活用した電力サービスシステムを構築しており、全国の電力供給サービス水準が継続的に向上している」と述べた。次のステップとして、同局は国有送電大手の国家電網、南方電網を通じ、企業や一般市民の新たな電力利用ニーズに対応していく方針。企業向けの電力供給サービスを強化するとともに、農村の遠隔地や孤島など、電力網の末端地域における供給能力を拡充する構えだ。
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