【亜州ビジネス編集部】米市場調査会社、フロスト&サリバンが1日発表した中国生成AI（人工知能）市場に関するリポートによると、2025年上半期、中国企業による大規模言語モデル（LLM）の1日平均総消費量は10兆2000億トークンと、24年下半期比で4.6倍に増加した。利用の急拡大を反映している。芯智訊が1日報じた。

　利用率は阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）が展開する「通義千問（Tongyi Qianwen）」が17.7％で最高。北京字節跳動科技（バイトダンス）の「豆包（Doubao）」が14.1％、杭州深度求索人工智能基礎技術研究有限公司の「DeepSeek」が10.3％で続いた。上位3社で40％を超える。

　フロスト&サリバンは金融、製造、インターネット、家電、自動車など国内主要産業の700社を調査した。


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