【亜州ビジネス編集部】広東省深セン市でコネクテッドカー産業チェーンの関連企業が2400社を超えた。うち自動運転の関連企業は1400社で、全国トップとなっている。深セン特区報が6日付で伝えた。

　深セン市では2022年、「スマートコネクテッドカー管理条例」が施行された。深セン市はこれ以降、同条例を中心にテスト走行から登録、運用管理に至るまで、製品認可や事故責任認定を含む法整備を進めてきた。

　こうした法整備により、深セン市のコネクテッドカー産業の付加価値は24年に前年比38.8％増の1023億人民元（約2兆円）まで拡大。都市全域で開放された試験道路は累計2100キロメートルを超え、全道路の4分の1を占めるまでに広がった。

　深セン市で現在、走行している自動運転車両は800台を超過。乗客の輸送から貨物の配送まで、多くの場面で実用化されている。


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