ニュース 2025/10/16 13:28 NEW!!
中国:1階住民がひそかに「地下室」増設、マンション倒壊リスク 
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】9階建てマンションの1階に住む住民が勝手に地下室を作ったことで、建物全体にヒビが入るというトラブルが報じられ、注目を集めている。倒壊のリスクも懸念される状況だが、マンションの管理会社は「当局に知らせたが返事がなく、なにもできない」と話している。毎日経済新聞が14日付で伝えた。
問題のマンションは、安徽省六安市に位置する。1階の住民が約300平方メートルの地下室をひそかに作っていたことが判明した。施工期間中は高さ3メートルの囲いを使っていたため、周囲の住民は気付かなかったという。
建物の異変に最初に気付いたのは、最上階の9階の住民だ。壁面にヒビが入り、テラスの大理石が破断して漏水が生じた。続いて他の階の住民も、壁面の破断や漏水を訴えるようになった。
マンションの管理会社が専門家に調査を依頼したところ、「一部の部屋に倒壊のリスクがある」との結果が出た。管理会社は地元当局に報告したが、当局の具体的な調査報告はまだ受け取っていないという。自社に執行権がないため、「何もできない状況だ」と嘆いた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
問題のマンションは、安徽省六安市に位置する。1階の住民が約300平方メートルの地下室をひそかに作っていたことが判明した。施工期間中は高さ3メートルの囲いを使っていたため、周囲の住民は気付かなかったという。
建物の異変に最初に気付いたのは、最上階の9階の住民だ。壁面にヒビが入り、テラスの大理石が破断して漏水が生じた。続いて他の階の住民も、壁面の破断や漏水を訴えるようになった。
マンションの管理会社が専門家に調査を依頼したところ、「一部の部屋に倒壊のリスクがある」との結果が出た。管理会社は地元当局に報告したが、当局の具体的な調査報告はまだ受け取っていないという。自社に執行権がないため、「何もできない状況だ」と嘆いた。
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