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  ニュース     2012/12/07 15:02

中国:激辛しゃぶしゃぶで大量吐血、湖北省武漢で急増 無料記事

 激辛味の中国風しゃぶしゃぶ「麻辣火鍋」を食べた直後に体調を崩し、26歳男性がその場で大量出血する事例が報告されている。
 湖北省武漢市の武昌区に住む周さん(姓のみ公表)は3日夜、友人らと料理屋に入店。冷え切った身体を温めようと「辛さレベル」最上位のメニューを注文し、ビールを飲みながら食べていた。間もなく強い胃痛を訴えながら吐血を繰り返し、顔面が蒼白となったことから、友人らに付き添われて武漢市第3医院の消火内科に搬送されたという。
 担当医によると、周さんは健康体の若者で、これまで胃腸を壊した病歴はない。強い香辛料を大量に摂取したことで、胃の粘膜が病変し急性の異常をきたした。店内でおよそ800CCを吐血したと予想。さらに院内などで出血し、一晩だけで累計1500CCを超える血液を失ったとみられる。
 気温低下を受けて「麻辣火鍋」消費がピーク期を迎えているものの、病院に送られる患者も急増中という。武漢市第3医院の入院患者約70人のうち、15%は「火鍋」によるもの。その大部分は青少年で占められるという。「火鍋」を食べる頻度に関して、毎週1回を超えることがないよう、同病院は消費者に呼びかけた。


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