ニュース 2018/08/01 17:52
中国:当局が火葬強要、棺押収で住民反発=江西
リスク管理・社会
江西省の各地で最近、当局による住民への「火葬強要」が行われている。警察官が出動して民家から土葬用の棺を押収したり、墓を掘り返して遺体を火葬したりするなど強硬手段がとられ、民衆の反発を買っている。中国最高検察院の機関紙・検察日報は、当局の行為は「粗暴な違法行為」だと批判し、ただちにやめるよう呼びかけた。
検察日報によると、一部地区では民家から押収した多数の棺が空き地に並べられ、重機を使って壊すなどの見せしめが行われた。また米メディアによると、同省政府の職員が民家に押し入り、遺体を運び去って火葬にする映像がインターネット上に投稿された。
江西省吉安市政府は先ごろ、今年9月1日からの火葬100%を目標に掲げ、違反者に対して墓の破壊、遺体の掘り出し、強制的な火葬を実施すると通知している。こうした中、7月31日午後2時半ごろ、同市公安局庁舎で火災が発生。出火原因は不明だが、火葬強要に反発した民衆が放火したとのうわさが流れている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
検察日報によると、一部地区では民家から押収した多数の棺が空き地に並べられ、重機を使って壊すなどの見せしめが行われた。また米メディアによると、同省政府の職員が民家に押し入り、遺体を運び去って火葬にする映像がインターネット上に投稿された。
江西省吉安市政府は先ごろ、今年9月1日からの火葬100%を目標に掲げ、違反者に対して墓の破壊、遺体の掘り出し、強制的な火葬を実施すると通知している。こうした中、7月31日午後2時半ごろ、同市公安局庁舎で火災が発生。出火原因は不明だが、火葬強要に反発した民衆が放火したとのうわさが流れている。
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