ニュース 2019/08/16 19:29
中国が米から豚肉大量輸入へ、ASFで値上がり
政策・政治
米農務省は15日、中国が8月2日から8日にかけ、米国産豚肉1万2000トンを買い付けたことを明らかにした。7週間ぶりの規模で、市場では「アフリカ豚コレラ(ASF)の影響で減少した豚肉の生産を埋め合わせるため」とみられている。中国は世界最大の豚肉の消費国だが、ASFの感染拡大で豚数百万頭が殺処分された。この影響で豚肉価格が急騰している。米メディアが伝えた。
中国の国家統計局によると、ASFの影響で豚肉価格は7月に前年同月比7.8%上昇した。食肉全体でも4.9%値上がり。いずれの上昇率も3年ぶりの大きさとなった。
中国では食肉のほか、猛暑や大雨などの影響で野菜価格が上昇。国家統計局によると、生鮮野菜の価格は7月に前年同月比で2.6%上昇した。このほか、鶏卵が季節要因で7%値上がりしている。
ただ、国家統計局は食品価格が今後、さらに大きく上昇する可能性は小さいとみている。穀物の価格が安定していることを理由に挙げた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国の国家統計局によると、ASFの影響で豚肉価格は7月に前年同月比7.8%上昇した。食肉全体でも4.9%値上がり。いずれの上昇率も3年ぶりの大きさとなった。
中国では食肉のほか、猛暑や大雨などの影響で野菜価格が上昇。国家統計局によると、生鮮野菜の価格は7月に前年同月比で2.6%上昇した。このほか、鶏卵が季節要因で7%値上がりしている。
ただ、国家統計局は食品価格が今後、さらに大きく上昇する可能性は小さいとみている。穀物の価格が安定していることを理由に挙げた。
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