深セン市で10日午後8時半ごろ（現地時間）、過去10年以来で最大規模の停電事故が発生した。2時間以上にわたり、電力供給が停止。福田、羅湖、龍崗、布吉、塩田など広範囲で市民生活に大きな影響が出た。停電は午後10時半までにほぼ収束したものの、その間、街灯や信号機が機能せずに交通機関が混乱。交通警察が手信号で交通整理に当たった。またビル群のエレベーターが停止し、少なくとも4人が一時閉じ込められ、消防員に救出されたという。
　停電の原因に関し、深セン市政府の羅忠政・スポークスマンは、龍崗の50万ボルト変電所内で装置の故障が発生したためと説明した。すでに復旧作業は完了している。


　　


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