ニュース 2020/09/03 18:59
中国:コロナ逆風の化粧品市場、ネットショップが消費けん引
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】毎日経済新聞と上海新消費研究中心が共同で発表した「2020年の中国化粧品ブランド研究報告」で、消費者の化粧品購入はインターネットが中心になっている実態が明らかになった。コロナ禍の影響で、2020年には消費者のライブコマース利用がますます広がり、消費の復活をけん引すると見られている。毎日経済新聞がこのほど伝えた。
報告では、化粧品の購入場所については、◆「ブランドの専門販売店」(73.1%)、◆ネットショッピング(49.6%)、◆「百貨店のカウンター」(41.8%)、◆「海外代理購入」(18.8%)、◆「ネット有名人のライブコマース」(10.2%)、◆「ネットの個人商店」(6.8%)――などとなっている。コロナ禍の影響でネット購入が主流になっており、中でもライブコマース購入者が増加。全体的には青年〜中年層が主にネット購入を利用し、1990年代後半から2000年代生まれの「Z世代」にその傾向が特に強いという。
1カ月当たりの消費額では年齢が上がるほど金額も上がっている。◆17〜25歳の59.5%が500人民元(約7770円)以下、◆26〜45歳の40%以上が300〜700人民元、◆55歳以上の30%超が1500人民元以上――という結果が出た。品目別では全体で「口紅」と「日焼け止め」が最もよく購入されている。26〜35歳の年齢層では、セット買いが目立った。
報告では、化粧品の購入場所については、◆「ブランドの専門販売店」(73.1%)、◆ネットショッピング(49.6%)、◆「百貨店のカウンター」(41.8%)、◆「海外代理購入」(18.8%)、◆「ネット有名人のライブコマース」(10.2%)、◆「ネットの個人商店」(6.8%)――などとなっている。コロナ禍の影響でネット購入が主流になっており、中でもライブコマース購入者が増加。全体的には青年〜中年層が主にネット購入を利用し、1990年代後半から2000年代生まれの「Z世代」にその傾向が特に強いという。
1カ月当たりの消費額では年齢が上がるほど金額も上がっている。◆17〜25歳の59.5%が500人民元(約7770円)以下、◆26〜45歳の40%以上が300〜700人民元、◆55歳以上の30%超が1500人民元以上――という結果が出た。品目別では全体で「口紅」と「日焼け止め」が最もよく購入されている。26〜35歳の年齢層では、セット買いが目立った。