ニュース 2020/08/05 18:59
聯通洛陽支社で5G基地局一部を夜間稼働休止、電力コスト抑制で
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】通信キャリア大手の中国聯合網絡通信(香港)(チャイナ・ユニコム(ホンコン):762/HK)の河南省洛陽支社がこのところ、一部の5G基地局の稼働を夜間に休止している。電力コストの抑制が目的だ。5G基地局の電力消費量は4G基地局の2〜3倍とされ、24時間の稼働による電力コストは大きい。毎日経済新聞が3日付で伝えた。
中国当局や通信大手各社は5G通信の普及拡大を目指しているが、現状では利用者数の伸びよりも基地局の増加ペースの方が速いのが実情だ。もっとも一部基地局の稼働を夜間に休止しても通信状況に大きな支障はないという。
工業情報化部によると、6月末までに国内通信大手3社が全国に設置した5G基地局は40万カ所を超えた。さらに最近は1週間に平均1万5000カ所以上の基地局が増えている。
ただ対応端末がまだ高価なこともあり、5G通信の利用は想定通りには広がっていない。同部の聞庫報道官はこのほど、国内で実際に利用されている5G対応端末が5月末に約6600万台にとどまったことを明らかにした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国当局や通信大手各社は5G通信の普及拡大を目指しているが、現状では利用者数の伸びよりも基地局の増加ペースの方が速いのが実情だ。もっとも一部基地局の稼働を夜間に休止しても通信状況に大きな支障はないという。
工業情報化部によると、6月末までに国内通信大手3社が全国に設置した5G基地局は40万カ所を超えた。さらに最近は1週間に平均1万5000カ所以上の基地局が増えている。
ただ対応端末がまだ高価なこともあり、5G通信の利用は想定通りには広がっていない。同部の聞庫報道官はこのほど、国内で実際に利用されている5G対応端末が5月末に約6600万台にとどまったことを明らかにした。
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