ニュース 2020/09/14 18:59
中国:大型垂直離着陸機「V400信天翁」、世界ドローン大会で初披露
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】 13日に深セン会展中心で開幕した「2020世界ドローン大会」で、大型垂直離着陸機「V400信天翁」が初めて披露された。上海峰飛航空科技有限公司が開発し、最大離陸重量は400キログラム、最大積載量は100キログラムに上る。中国新聞網などが伝えた。
機体の全長は6.67メートル、両翼間の長さは9.00メートル。最高の飛行可能高度は5000メートルで設計されている。航続距離は純電気モードで300キロメートル、ハイブリッドモードで1000キロメートルを実現した。スマートセンサーを搭載し、自動運航を可能とする。5G通信、5G通信に対応し、宅配、緊急物資輸送、医療救援、消防支援などの各現場に投入されるよう見通しだ。
「2020世界ドローン大会」は15日まで3日間の日程で、“ドローンの都”と呼ばれる深セン市で開催される。内外400社あまりが1000機以上を持ち込んだ。飛行機、自動車、船舶などが展示されている。
ドローン大会で報告された資料によれば、中国のドローン関連企業は、2019年末時点で7000社を超えた。国内の市場規模は500億人民元(約7760億円)を上回っている。うち深センには650社あまりが集積した。これら深セン企業は中国ドローン輸出全体の9割を担っている。
中国の民間ドローン企業の生産額は、20年に600億人民元まで拡大する見通し(うち深セン企業は500億人民元)。25年には1800億人民元に膨らむと想定される。公共サービス、警備、消防、測位、農業、巡視、気象など幅広い分野に導入可能だ。世界の民間ドローン市場に関しては、20年の200億米ドル(約2兆1200億円)規模が予想されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
機体の全長は6.67メートル、両翼間の長さは9.00メートル。最高の飛行可能高度は5000メートルで設計されている。航続距離は純電気モードで300キロメートル、ハイブリッドモードで1000キロメートルを実現した。スマートセンサーを搭載し、自動運航を可能とする。5G通信、5G通信に対応し、宅配、緊急物資輸送、医療救援、消防支援などの各現場に投入されるよう見通しだ。
「2020世界ドローン大会」は15日まで3日間の日程で、“ドローンの都”と呼ばれる深セン市で開催される。内外400社あまりが1000機以上を持ち込んだ。飛行機、自動車、船舶などが展示されている。
ドローン大会で報告された資料によれば、中国のドローン関連企業は、2019年末時点で7000社を超えた。国内の市場規模は500億人民元(約7760億円)を上回っている。うち深センには650社あまりが集積した。これら深セン企業は中国ドローン輸出全体の9割を担っている。
中国の民間ドローン企業の生産額は、20年に600億人民元まで拡大する見通し(うち深セン企業は500億人民元)。25年には1800億人民元に膨らむと想定される。公共サービス、警備、消防、測位、農業、巡視、気象など幅広い分野に導入可能だ。世界の民間ドローン市場に関しては、20年の200億米ドル(約2兆1200億円)規模が予想されている。
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