ニュース 2020/07/29 18:59
広州汽車が次世代バッテリー技術、航続距離1000km超え
産業・企業
自動車メーカー中堅の広州汽車集団(2238/HK)は28日、動力電池の次世代セル技術を掌握したと発表した。ケイ素系負極材料技術を応用したもので、エネルギー密度は275ワット時(Wh)/キログラムに達する。同バッテリーを搭載した電動車の航続距離は1000キロメートル(km)を突破するという。複数メディアが29日伝えた。
ただ、同バッテリーの量産、市場投入に関する計画には言及しなかった。同社が近く投入する電気自動車(EV)の新モデル「AiON LX」は、航続距離が503〜650キロとなっている。
広州汽車集団はグループ全体で国内シェア5位。年産能力は19年末時点で261万3000台に上る。乗用車の生産は、主として広汽豊田、広汽本田を通じて展開。同じく折半出資の広汽日野、広汽三菱も運営する。新技術で提携を加速中。17年末、デンソー(6902/東証)、科大訊飛(002230/SZ)との提携を相次ぎ発表した。新エネ車や自動運転などの技術開発で協力する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ただ、同バッテリーの量産、市場投入に関する計画には言及しなかった。同社が近く投入する電気自動車(EV)の新モデル「AiON LX」は、航続距離が503〜650キロとなっている。
広州汽車集団はグループ全体で国内シェア5位。年産能力は19年末時点で261万3000台に上る。乗用車の生産は、主として広汽豊田、広汽本田を通じて展開。同じく折半出資の広汽日野、広汽三菱も運営する。新技術で提携を加速中。17年末、デンソー(6902/東証)、科大訊飛(002230/SZ)との提携を相次ぎ発表した。新エネ車や自動運転などの技術開発で協力する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。