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  ニュース     2020/08/21 18:59

7月マカオ訪問者数は7.4万人、前月比3倍に急増 無料記事

 入境規制の緩和を受け、マカオでインバウンドが回復している。現地当局の発表(20日付)によると、7月のインバウンド旅客数は延べ7万4006人となった。前年同月比では9割超の落ち込みが続いたものの、前月実績(2万2556人)との比較では3.3倍に膨らんでいる。
 うち中国本土からの旅客が6万6489人(前年同月比97.4%減)だった。うち珠江デルタ9都市からの旅客が4万3918人。中でも、珠江市からの旅客が2万9476人を数える。ほか、香港からの旅客が6240人、台湾からの旅客が1271人だった。
 1〜7月の累計では、全体のインバウンド旅客数が前年同期比86.0%減の延べ334万2906人。うち中国本土が240万6078人、香港が65万8762人、台湾が8万2899人となった。
 今後も一段の回復が期待される。中国当局は今月12日、広東省珠海市の住民を対象としたマカオ観光ビザ(個人・団体含む)発給を再開した。対象エリアは今後さらに拡大される予定で、26日からは広東省全域の住民が対象となる。最終段階では、9月23日から本土住民すべてが対象となる形だ。


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