ニュース 2020/12/24 19:00
中国:21年「春運」40日間は1月28日から、コロナ防疫注力
経済・統計
中国の国家発展改革委員会は24日、2021年の「春運」(春節前後40日間の特別旅客輸送態勢)期間を1月28日から3月8日までとすることを明らかにした。新型コロナウイルスの感染再拡大を防ぐため、各部門が協力して防疫対策を進める方針としている。
政府は現時点で、来年の「春運」の旅客見通しを示していない。今年の「春運」期間(1月10日〜2月18日)については、政府は当初、約30億人に達するとの見通しを示していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、輸送実績はその半分以下(前年比50.3%減の延べ14億8000万人)にとどまっている。交通手段別では、鉄道が47.3%減の2億1000万人、道路(自動車)が50.8%減の12億1100万人、海運・水運が58.6%減の1689万人、航空が47.5%減の3839万人と軒並み大幅に落ち込んだ。
春節は帰省などで人の移動が爆発的に増えるため、今年初のコロナ感染拡大の大きな要因になったとされる。一部メディアは先ごろ、コロナ感染再拡大を防ぐため、中国政府が春節前のワクチン5000万人接種を計画している――と報じた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
政府は現時点で、来年の「春運」の旅客見通しを示していない。今年の「春運」期間(1月10日〜2月18日)については、政府は当初、約30億人に達するとの見通しを示していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、輸送実績はその半分以下(前年比50.3%減の延べ14億8000万人)にとどまっている。交通手段別では、鉄道が47.3%減の2億1000万人、道路(自動車)が50.8%減の12億1100万人、海運・水運が58.6%減の1689万人、航空が47.5%減の3839万人と軒並み大幅に落ち込んだ。
春節は帰省などで人の移動が爆発的に増えるため、今年初のコロナ感染拡大の大きな要因になったとされる。一部メディアは先ごろ、コロナ感染再拡大を防ぐため、中国政府が春節前のワクチン5000万人接種を計画している――と報じた。
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