ニュース 2020/11/09 19:00
中国:アームプロセッサーのサーバー、「中国が最大市場に」
産業・企業
広東省深セン市で5日開かれた「世界CEOサミット」で、英半導体設計大手アームの中国合弁会社、アーム中国の呉雄昂・最高経営責任者(CEO)は、今年は同社の提携パートナーによる、アーム製アーキテクチャーのプロセッサーを採用したサーバーの出荷台数が世界の他の地域を大幅に上回ったと明らかにした。また、地球環境への配慮をうたったグリーンコンピューティング産業連盟の提携パートナーが80社を超えたことは、アームソフトの標準、応用の普及において大きな成果となったと強調した。DRAMエクスチェンジが5日報じた。
呉CEOは、完全ワイヤレスイヤホン(TWS)用新世代チップの処理能力向上を例示し、アームのエコシステム全体において、インターネットの設備・端末側により大きなビジネスチャンスがあるとの見方も示した。新たにカスタマイズしたチップサービスとコンピューティングアーキテクチャーを通じて、さらなるイノベーションをもたらし、業界の発展を後押ししたいと表明した。
呉CEOはまた、半導体市場は今後、多様化と細分化が進むと指摘。数多くの半導体企業がオープンイノベーションシステムの下で独自の半導体を製造し、アームなどの設備・サービス企業が最新の知的財産権(IP)に基づいた製品とサービスを提供することで、業界の真の発展を推進できると述べた。その上で、中国の提携パートナー向けの出荷は過去10年で180億個に上ったが、今後の新たなコンピューティング革命の下、1000億個の実現に期待していると抱負を語った。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
呉CEOは、完全ワイヤレスイヤホン(TWS)用新世代チップの処理能力向上を例示し、アームのエコシステム全体において、インターネットの設備・端末側により大きなビジネスチャンスがあるとの見方も示した。新たにカスタマイズしたチップサービスとコンピューティングアーキテクチャーを通じて、さらなるイノベーションをもたらし、業界の発展を後押ししたいと表明した。
呉CEOはまた、半導体市場は今後、多様化と細分化が進むと指摘。数多くの半導体企業がオープンイノベーションシステムの下で独自の半導体を製造し、アームなどの設備・サービス企業が最新の知的財産権(IP)に基づいた製品とサービスを提供することで、業界の真の発展を推進できると述べた。その上で、中国の提携パートナー向けの出荷は過去10年で180億個に上ったが、今後の新たなコンピューティング革命の下、1000億個の実現に期待していると抱負を語った。
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