ニュース 2021/01/28 19:00
中国:「春運」スタート、政府は旅客予想11.5億人に3割下方修正
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国で28日、「春運」(春節前後40日間の特別旅客輸送態勢)がスタートした。交通運輸部によると、中国国内を移動する旅客の総数は同期間中に約11億5200万人となる見通し。今月中旬に示した予測値(約17億人)から32%下方修正している。複数メディアが28日伝えた。
新型コロナウイルス流行前の2019年との比較では、約6割減少する見込みという。コロナ流行で旅客が落ち込んだ20年との比較でも減少が予想されている。
20年の「春運」期間は、旅客輸送数が前年同期比50.3%減の延べ14億8000万人に縮小。コロナ感染拡大を受け、事前予想(約30億人)を大幅に下回る結果となった。交通手段別では、鉄道が47.3%減の2億1000万人、道路(自動車)が50.8%減の12億1100万人、海運・水運が58.6%減の1689万人、航空が47.5%減の3839万人と軒並み大幅に落ち込んでいる。
21年の「春運」期間は1月28日から3月8日まで。国家発展改革委員会は先ごろ、コロナ感染の再拡大を防ぐため、各部門が協力して防疫対策を進める方針を示した。春節期間の帰省自粛を呼び掛けているほか、帰省する場合は7日以内に発行されたPCR検査の陰性証明が必要となる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
新型コロナウイルス流行前の2019年との比較では、約6割減少する見込みという。コロナ流行で旅客が落ち込んだ20年との比較でも減少が予想されている。
20年の「春運」期間は、旅客輸送数が前年同期比50.3%減の延べ14億8000万人に縮小。コロナ感染拡大を受け、事前予想(約30億人)を大幅に下回る結果となった。交通手段別では、鉄道が47.3%減の2億1000万人、道路(自動車)が50.8%減の12億1100万人、海運・水運が58.6%減の1689万人、航空が47.5%減の3839万人と軒並み大幅に落ち込んでいる。
21年の「春運」期間は1月28日から3月8日まで。国家発展改革委員会は先ごろ、コロナ感染の再拡大を防ぐため、各部門が協力して防疫対策を進める方針を示した。春節期間の帰省自粛を呼び掛けているほか、帰省する場合は7日以内に発行されたPCR検査の陰性証明が必要となる。
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