ニュース 2020/12/15 20:00
中国:「双十二」ネット通販商戦、取引額28%増の60.22兆円
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】12月12日(「双十二」)と呼ばれる中国インターネット通販大型商戦で、取引の決済数と件数が3割の伸びを記録した。イベント期間となる10日零時〜12日24時までの取引は、前年同期比で決済数が34.16%増の56億3300万件、金額が27.65%増の3兆7800億人民元(約60兆2200億円)に拡大している。うち12日は、決済数が31.81%増の19億1900万件、金額が32.59%増の1兆4400億人民元に膨らんだという。クリアリングハウスの網聯清算有限公司(NUCC)が14日に報告した内容として、中国政府系メディアが伝えた。円滑に決済が実行された点を強調している。
中央銀行の中国人民銀行は2017年8月29日、第三者決済機関との清算機構として網聯清算有限公司を新たに設立した。第三者決済機関を用いる銀行口座経由のネット決済について、18年6月30日以降は網聯を介する仕組みに変更されている。支付宝(Alipay)や微信支付(WeChat Pay)などの第三者決済サービスと全銀行は網聯に接続済みだ。
北京市西城区に本部を置く網聯清算有限公司は登録資本20億人民元。中国人民銀行清算総中心が12.00%、梧桐樹投資平台有限責任公司が10.00%、財付通支付科技有限公司が9.61%、支付宝(中国)網絡技術有限公司が9.61%、網銀在線(北京)科技有限公司が4.71%などを出資している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中央銀行の中国人民銀行は2017年8月29日、第三者決済機関との清算機構として網聯清算有限公司を新たに設立した。第三者決済機関を用いる銀行口座経由のネット決済について、18年6月30日以降は網聯を介する仕組みに変更されている。支付宝(Alipay)や微信支付(WeChat Pay)などの第三者決済サービスと全銀行は網聯に接続済みだ。
北京市西城区に本部を置く網聯清算有限公司は登録資本20億人民元。中国人民銀行清算総中心が12.00%、梧桐樹投資平台有限責任公司が10.00%、財付通支付科技有限公司が9.61%、支付宝(中国)網絡技術有限公司が9.61%、網銀在線(北京)科技有限公司が4.71%などを出資している。
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