ニュース 2020/12/15 20:00
中国:1〜11月の不動産開発投資184兆円、前年比6.8%増と伸び加速
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】2020年1〜11月の全国不動産開発投資額(名目ベース)は、中国全体で前年同期比6.8%増の12兆9492億人民元(約206兆2900億円)に上向いた。プラス成長は6カ月連続で、増加率は1〜10月の6.3%から0.5ポイント加速している。うち住宅投資は7.4%増の9兆5837億人民元だった。国家統計局が15日に報告した。
エリア別では、東部が7.4%増の6兆8488億人民元(増加率は1〜10月比で0.3ポイント拡大)、中部が3.6%増の2兆6012億人民元(同1.2ポイント拡大)、西部が8.3%増の2兆9746億人民元(増加率は1〜10月と同水準)、東北が6.2%増の5245億人民元(同0.6ポイント拡大)で推移した。
このほか、商品不動産(外販用不動産)の販売額は7.2%増の14兆8969億人民元。増加率は1〜10月比で1.4ポイント拡大した。物件の形態別では、住宅が9.5%増、オフィスが10.7%減、商業施設が13.7%減となっている。
販売面積は1.3%増の15億834万平米(1〜10月は横ばい)。物件の形態別では、住宅が1.9%増、オフィスが12.8%減、商業施設が11.1%減だった。
外販用不動産の在庫面積は縮小。11月末の時点では、前月末比204万平米減の4億9287万平米となっている。物件の形態別では、住宅が201万平米、オフィスが34万平米ずつ減少する半面、商業施設が12万平米増加した。
11月の房地産開発景気指数(不動産景気指数)は100.55。前月から0.05ポイント上昇(=改善)している。
なお、不動産景気指数は19年度分から基準時を2000→2012年に変更。同指数が95を下回れば「景気低迷」、105を上回れば「景気過熱」を意味し、95〜105が適切な水準という。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
エリア別では、東部が7.4%増の6兆8488億人民元(増加率は1〜10月比で0.3ポイント拡大)、中部が3.6%増の2兆6012億人民元(同1.2ポイント拡大)、西部が8.3%増の2兆9746億人民元(増加率は1〜10月と同水準)、東北が6.2%増の5245億人民元(同0.6ポイント拡大)で推移した。
このほか、商品不動産(外販用不動産)の販売額は7.2%増の14兆8969億人民元。増加率は1〜10月比で1.4ポイント拡大した。物件の形態別では、住宅が9.5%増、オフィスが10.7%減、商業施設が13.7%減となっている。
販売面積は1.3%増の15億834万平米(1〜10月は横ばい)。物件の形態別では、住宅が1.9%増、オフィスが12.8%減、商業施設が11.1%減だった。
外販用不動産の在庫面積は縮小。11月末の時点では、前月末比204万平米減の4億9287万平米となっている。物件の形態別では、住宅が201万平米、オフィスが34万平米ずつ減少する半面、商業施設が12万平米増加した。
11月の房地産開発景気指数(不動産景気指数)は100.55。前月から0.05ポイント上昇(=改善)している。
なお、不動産景気指数は19年度分から基準時を2000→2012年に変更。同指数が95を下回れば「景気低迷」、105を上回れば「景気過熱」を意味し、95〜105が適切な水準という。
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