ニュース 2021/03/19 19:00
ボルボが米中で生産調整へ、半導体チップ不足
【亜州ビジネス編集部】浙江吉利控股集団有限公司傘下のボルボ・カーは17日、世界的な半導体の供給不足を考慮し、3月に中国と米国で工場の生産休止、または減産に踏み切ると表明した。供給状況が第2四半期にさらに悪化する見通しの下、生産への影響を最低限にするための措置としている。第一財経が18日、外電の報道として報じた。
第一財経が中国国内の同社工場に取材したところ、まだ影響は受けていないとの回答だった。今後の影響見通しに関する質問には、反応を得られなかったという。
ボルボのサミュエルソン最高経営責任者(CEO)は2月時点で、「半導体の供給不足による悪影響は受けていないが、第1四半期の業績に大きなリスクをもたらす恐れがある」との見通しを示していた。
市場調査会社のIHSマークイットは、2月のリポートで寒波による米テキサス州の停電と日本東北地方の地震の影響がなくても、半導体の供給不足による自動車業界の減算規模は、第1四半期に世界全体で100万台に達するとの見通しを示していた。供給不足は第3四半期まで続くとみている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
第一財経が中国国内の同社工場に取材したところ、まだ影響は受けていないとの回答だった。今後の影響見通しに関する質問には、反応を得られなかったという。
ボルボのサミュエルソン最高経営責任者(CEO)は2月時点で、「半導体の供給不足による悪影響は受けていないが、第1四半期の業績に大きなリスクをもたらす恐れがある」との見通しを示していた。
市場調査会社のIHSマークイットは、2月のリポートで寒波による米テキサス州の停電と日本東北地方の地震の影響がなくても、半導体の供給不足による自動車業界の減算規模は、第1四半期に世界全体で100万台に達するとの見通しを示していた。供給不足は第3四半期まで続くとみている。
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