ニュース 2021/02/17 19:00
中国:20年家電販売額3.8%減、全国14.1兆円規模に
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】2020年の家電・音響映像機器販売額(売上一定規模以上の小売業企業)は、前年比3.8%減の8571億人民元(約14兆1300億円)に低迷し、19年の5.6%増からマイナス成長に転じた。1〜3月の大幅な減少が響いている。ただ、年末の12月は11.2%増の1009億人民元に達し、3カ月連続で拡大した。19年3月以来の2ケタ成長を達成している。国家統計局が発表した。
通信機器類の小売販売額は、12月が21.0%増の565億人民元。伸びは11月の43.6%から鈍化したものの高成長が続いている。20年通年でも12.9%増と2ケタ成長し、伸びも19年の8.5%からさらに加速した。
白物家電の20年生産動向は、ルームエアコンが8.3%減の2億1065万台で、19年の6.5%から減少に転じた。一方、冷凍冷蔵庫は8.4%増の9015万台に上り、伸びも19年の8.1%から加速した。輸出が好調に推移している。洗濯機は3.9%増の8042万台、19年の8.4%増から鈍化したがプラス成長を達成した。
20年のテレビ生産台数は、4.7%増の1億9626万台に上る。19年の9.2%減から増加に転じた。パソコンは12.7%増の3億7800万台に拡大し、増産率も19年の7.7%から高まっている。
中国軽工業情報センターによると、20年の全国家電セクター営業収入は1.1%減の1兆4811億人民元、利潤総額は5.6%減の1157億人民元。19年は営業収入が4.3%増、利潤総額が10.9%増だったが、減収減益を余儀なくされた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
通信機器類の小売販売額は、12月が21.0%増の565億人民元。伸びは11月の43.6%から鈍化したものの高成長が続いている。20年通年でも12.9%増と2ケタ成長し、伸びも19年の8.5%からさらに加速した。
白物家電の20年生産動向は、ルームエアコンが8.3%減の2億1065万台で、19年の6.5%から減少に転じた。一方、冷凍冷蔵庫は8.4%増の9015万台に上り、伸びも19年の8.1%から加速した。輸出が好調に推移している。洗濯機は3.9%増の8042万台、19年の8.4%増から鈍化したがプラス成長を達成した。
20年のテレビ生産台数は、4.7%増の1億9626万台に上る。19年の9.2%減から増加に転じた。パソコンは12.7%増の3億7800万台に拡大し、増産率も19年の7.7%から高まっている。
中国軽工業情報センターによると、20年の全国家電セクター営業収入は1.1%減の1兆4811億人民元、利潤総額は5.6%減の1157億人民元。19年は営業収入が4.3%増、利潤総額が10.9%増だったが、減収減益を余儀なくされた。
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