一定事業規模を超えるインターネットとその関連企業の売上高は、今年1〜9月にかけた年初来累計で前年同期比13.7％増の全国8956億人民元（約15兆円）規模に達した。伸びは上半期比で0.4ポイント、前年同期比で6.0ポイントずつの鈍化。売上高が多い地域の上位は、北京市、広東省、上海市、浙江省、福建省の順となっている。工業和信息化部（工業情報化部）が10月30日に報告した。

　営業利益も2ケタ増で推移している。1〜9月で13.6％増の867億4000万人民元に伸びた。増益率は上半期比で10.8ポイント上昇したものの、前年同期比では18.0ポイント低下している。

　9カ月の研究・開発費用は11.2％増の497億4000万人民元に上った。伸びは上半期比で0.5ポイント加速したが、前年同期比で7.1ポイント鈍化している。

　主要エリアの増収率は、北京市が23.4％、広東省が4.0％、上海市が22.7％、浙江省が21.7％、福建省が4.6％など。これらで全国88％相当の7468億人民元を売り上げた。


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