ニュース 2021/03/04 19:00
中国:2月「車ディーラー在庫指数」52.2、前月比7.9ポイント改善
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国の新車販売市場で、ディーラー在庫の指標が改善しつつある。業界団体の中国汽車流通協会は2月28日、2021年2月の「自動車ディーラー在庫早期警戒指数(VIA)」が52.2に低下(=改善)したと報告した。前月比で7.9ポイント、前年同期比で29.0ポイントずつも改善している。
依然として50を超えているものの、適正水準に接近した。新型コロナウイルスの流行が直撃した前年同期と比較し、記録的な改善傾向を示している。
エリア別のVIA動向でも、北方エリア(北京市、河北省、河南省、黒竜江省、吉林省、遼寧省、内モンゴル自治区、山西省)が64.6→53.6(前月比↓11.0ポイント)、東方エリア(安徽省、江蘇省、山東省、上海市、天津市、浙江省)が59.7→52.1(↓7.6ポイント)、西方エリア(甘粛省、貴州省、陝西省、四川省、新疆ウイグル自治区、雲南省、重慶市、寧夏回族自治区、青海省、チベット自治区)が54.6→51.6(↓3.0ポイント)、南方エリア(福建省、広東省、広西チワン族自治区、海南省、湖北省、湖南省、江西省)が56.3→53.1ポイント(↓3.2ポイント)にそろって改善した。
ブランド形態別では、前月比で輸入車・高級車が56.4→50.6、合弁が59.4→52.9、中国自主が61.1→51.7で推移している。
VIA(Vehicle Inventory Alert Index)は製造業購買担当者景気指数PMIの算出法と類似。50を下回ると自動車在庫が適正レベルにあることを示す。逆に数値が高いほど、需要の低迷、在庫圧力の上昇、経営圧力の増大を示唆する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
依然として50を超えているものの、適正水準に接近した。新型コロナウイルスの流行が直撃した前年同期と比較し、記録的な改善傾向を示している。
エリア別のVIA動向でも、北方エリア(北京市、河北省、河南省、黒竜江省、吉林省、遼寧省、内モンゴル自治区、山西省)が64.6→53.6(前月比↓11.0ポイント)、東方エリア(安徽省、江蘇省、山東省、上海市、天津市、浙江省)が59.7→52.1(↓7.6ポイント)、西方エリア(甘粛省、貴州省、陝西省、四川省、新疆ウイグル自治区、雲南省、重慶市、寧夏回族自治区、青海省、チベット自治区)が54.6→51.6(↓3.0ポイント)、南方エリア(福建省、広東省、広西チワン族自治区、海南省、湖北省、湖南省、江西省)が56.3→53.1ポイント(↓3.2ポイント)にそろって改善した。
ブランド形態別では、前月比で輸入車・高級車が56.4→50.6、合弁が59.4→52.9、中国自主が61.1→51.7で推移している。
VIA(Vehicle Inventory Alert Index)は製造業購買担当者景気指数PMIの算出法と類似。50を下回ると自動車在庫が適正レベルにあることを示す。逆に数値が高いほど、需要の低迷、在庫圧力の上昇、経営圧力の増大を示唆する。
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