【亜州ビジネス編集部】春節連休（2月11〜17日）を控え、各地方政府が新型コロナウイルス対策として、不要不急の集まりを制限する方針を打ち出している。中には冠婚葬祭に関連する行事も禁止する地方もあるようだ。中国新聞網が15日付で伝えた。
　中国政府は昨年12月、各種イベントを行う際には人数を制限するとともに、可能な限りオンライン会議に切り替えるよう求める通達を出した。特に50人以上集まるイベントでは、感染対策を徹底するよう指示している。
　これを受け、江西省や四川省など10省以上が企業や公的機関に対し、新年会や交歓会などのイベントを中止するよう求めている。また、個人の集まりについても、浙江省や広東省などが参加者を10人以下に制限するよう要求。貴州省では、冠婚葬祭以外は宴会を禁止とした。さらに山西省晋中市のように、冠婚葬祭行事についても中止を求める地方もある。


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