阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)傘下の電子商取引（EC）・実店舗融合型スーパーマーケット「盒馬鮮生」は中国の国慶節（建国記念日）にあたる10月1日、上海市浦東新区に新業態となる会員制倉庫型店舗「盒馬X会員店」を開業する。すでに上海に出店している米国系のコストコやサムズ・クラブを追撃する。ライバル店よりも「中国人のニーズを重視した品揃え」でシェア拡大を目指す方針だ。毎日経済新聞が9月29日付で伝えた。
　盒馬鮮生によると、「盒馬X会員店」は中国の業者として初の会員制倉庫型店舗となる。浦東新区に開業する1号店は森蘭商都センター内の1万8000平米で、自社ブランド製品を中心に生鮮食品、スナック類、飲料、日用品などを扱う。コストコやサムズ・クラブに比べると食品の取り扱いが多いのが特徴だ。


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