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  ニュース     2020/12/04 19:00

世界3Qウェアラブル端末出荷35%増、小米は2位キープ 無料記事

 スマートウォッチやワイヤレスイヤホンなどウェアラブルデバイスの世界出荷数は、2020年第3四半期(7〜9月)に前年同期比35.1%増の1億2500万台に達した。メーカー別では、米アップル、中国の小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)がそれぞれ1位と2位をキープ。うち小米の出荷数は26.4%増の1700万台に伸びている。調査会社IDCが2日に発表した。

 季節要因に加え、アップルや韓国サムスン電子による新製品の投入が出荷増の要因。また、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、旅行・外食支出を減らし、電子機器への支出に充てる消費者が増えている。小米に関しては、低価格が販売増の一因で、出荷数のうち1280万台がリストバンドだった。

 首位を維持したアップルの出荷数は38.6%増の4140万台で、市場シェアが33.1%となった。小米のシェアは13.6%。3位以下は順に、華為技術(ファーウェイ)、サムスン電子、米フィットビット、インドのボート(boAt)。出荷数はファーウェイが87.2%増の1370万台(シェア11.0%)、サムスンが32.2%増の1120万台(同9.0%)、同率5位のフィットビットとボートがそれぞれ6.2%減の3300万台、316.9%増の3300万台(同2.6%)だった。

 小米はスマホを主力製品とするほか、スマートテレビ、ノートパソコン、人工知能(AI)スピーカー、スマートルーターなどのIoT・ライフスタイル製品を扱う。従来はオンライン販売を中心としていたが、近年は実店舗の設置に注力。オンライン、オフラインを融合させた「新小売」戦略を展開する。主力のスマホでは、世界と中国でともにシェア4位(19年、IDC調べ)。


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