自動車業界団体の中国汽車工業協会は4日、国内の11月新車販売が速報ベースで273万3000台に上ったと報告した。前年同月比で11.1％増加している。前月比でも6.2％増加した。複数メディアが伝えた。

　車種別では、乗用車の販売台数が前年同月比9.3％増、商用車が14.2％増で推移。1〜11月の累計では、販売台数が前年同期比3.0％減の2243万台となり、うち乗用車が7.8％減、商用車が20.2％増で推移している。

　国内で新型コロナウイルス流行が落ち着きを見せる中、中国の自動車市場は回復傾向を示している。同協会の発表によると、10月の全国新車販売は前年同月比12.5％増の257万3000台に伸びた。増加率は前月の12.9％とほぼ同水準で、7カ月連続でプラス成長を維持している。車種別では、乗用車が9.3％増の211万台、商用車が30.1％増の46万4000台だった。


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