中国のインターネットサービス最大手、騰訊HD（テンセント・ホールディングス：700/HK）のスマートフォンゲーム事業が引き続き好調だ。米アプリ分析会社センサータワーのデータによると、同社のスマホゲーム収入は11月に中国開発会社ランキングで引き続きトップとなった。中国開発会社30社の11月売上高は20億1000万米ドル（約2090億円）。世界全体の30.2％を占めている。複数メディアが4日伝えた。

　売上高ランキングの2〜10位は順に、網易（ネットイース：9999/HK）、米哈遊（miHoYo）、莉莉絲（Lilith Games）、趣加（Fun Plus）、霊犀互娯（Lingxi Games）、三七互娯（37 Games）、天盟数碼（IGG）、遊族網絡（YOOZOO）、龍創悦動（Long Tech）だった。うち3位のmiHoYoは前月の2位からワンランク低下したものの、売上高は前年同月の7.8倍に膨らみ、急成長を続けている。

　miHoYoについては、9月28日にリリースしたロールプレーイングゲーム（RPG）「原神（Genshin）」が人気だ。センサータワーによると、直近2カ月の売上高は4億米ドルに達したとみられる。1日当たり平均600万米ドルを稼いだ。


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