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  ニュース     2020/11/04 19:00

中国7〜9月スマホ出荷、華為が首位キープも2ケタ減=カナリス 無料記事

 中国のスマートフォン市場で、最大手の華為技術(ファーウェイ)が出荷数トップの座を維持している。市場調査会社のカナリスがこのほど発表した最新データによると、同社の中国出荷数は2020年第3四半期(7〜9月)に3420万台。市場シェアは41.2%と、2位の維沃移動通信(vivo)に大きく水をあけている。ただ、出荷数は前年同期比で18%減少。カナリスによると、ファーウェイの国内出荷数が減少するのは2014年以来のことだ。

 ファーウェイの出荷減少の背景には、米国による制裁措置がある。カナリスによると、中国全体のスマホ出荷数は第3四半期に15%減の8300万台。ファーウェイの出荷数は市場全体を上回るペースで縮小した。

 他メーカーの出荷数を見ると、2位のvivoは13%減の1530万台(市場シェア18.43%)、3位のOPPO広東移動通信は18%減の1390万台(同16.8%)、4位の小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)は19%増の1050万台(同12.6%)、5位のアップルは1%減の510万台(同6.2%)。上位5社のうち、小米が唯一プラス成長を確保した。

 なおIDCのデータによると、世界のスマホ出荷数では、ファーウェイは第3四半期に2位に転落。同社の出荷数は前年同期比22.0%減の5190万台に縮小し、韓国サムスン電子(2.9%増の8040万台)を下回った。


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