【亜州ビジネス編集部】広東省東莞市で12月2〜4日にかけて、産業用ロボット・スマート製造設備の見本市「第6回広東国際ロボット・スマート設備博覧会」が開催された。産業用ロボット中国大手の銭江機器人や拓斯達科技をはじめ、スイスのABB、日本のファナックなど世界大手も多数出展。同省のほか、香港、マカオなどから多くの製造業関係者らが見学、商談に訪れた。経済日報が8日付で伝えた。
　市内のスマート製造業の市場開拓を目的として、東莞市は2015年から同博覧会を開催してきた。今年の博覧会のテーマは「あなたのスマート工場をカスタムメイド」。中小製造業企業が短期的な需要対応に導入しやすい低価格のロボット、スマート製造設備も多数出展された。
　東莞市の一定規模を超える先進設備製造企業の付加価値生産額は、2019年に508億6500万人民元（約8112億3000万円）。うちスマート製造設備製造業の付加価値生産額は前年比10.4％増の133億7400万人民元に伸びている。


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