ニュース 2020/10/09 19:59
中国家電大手の長虹電器、業務多角化で成長持続 
産業・企業
グループの傘下企業は、コネクタと部品の年産量1億セットに上る四川華豊企業集団有限公司が今年5月、エベレスト山頂の第5世代(5G)通信環境構築で設備保証を行った。
四川愛聯科技有限公司(AI-Link)は中国最大のIoTモジュールサプライヤーに躍進。国内で初めて超小型5G通信モジュールの製造を手掛けた。
四川長虹電源有限責任公司は、時速600キロメートルの高速リニアモータカーの試験車両に蓄電池セットを供給している。
データストレージ分野の国内リーディングカンパニーである長虹佳華控股有限公司は9月10日、スマートコミュニケーションプラットフォームを手掛ける騰訊企点(SCRM)のクラウドコールセンターへの製品供給で同社と戦略的提携を結んだ。
長虹グループは現在、「6大事業群と直属子会社1社」の枠組みで運営されている。改革と業務多角化をさらに推進する戦略だ。120億人民元(約1890億円)を投じ、四川省綿陽市に「1つの本部と3大スマート園区」を設置する計画という。先進製造拠点の設置を通じ、世界水準の電子情報産業クラスターとして機能させる構想だ。
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