【亜州ビジネス編集部】電子情報製造業（一定規模以上の企業のみ集計）の総売上高は2020年1〜11月に、前年同期比7.8％増の10兆7212億人民元（約174兆円）に伸びた。増加率は1〜10月の7.2％から0.6ポイント加速し、安定成長を維持している。税引前利益は15.7％増の5187億人民元に拡大。増加率は1〜10月の12.6％から3.1ポイント加速している。中国電子信息業界連合会が報告した。
　このほか、ハイテク製品の輸出額は1〜11月に4.7％増の6942億米ドル（約73兆円）。製品別では、携帯電話機が0.9％減の1112億米ドルに縮小し、3カ月連続のマイナス成長となった。一方、コンピューター・部品は9.5％増の1888億米ドル、集積回路（IC）は13.8％増の1046億米ドルに伸びた。
　電子情報製造業の固定資産投資額は1〜11月に前年同期比で14.5％増加。増加率は1〜10月の12.0％から2.5ポイント拡大した。
　国家統計局によると、主要品目別の累計生産数は、携帯端末が3.7％減の13億369万台に縮小。一方、ICは15.9％増の2339億個だった。


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