【亜州ビジネス編集部】中国の産業用インターネット市場規模が拡大を続けている。国内の産業用ネット市場は、今年上半期だけで25兆3000億人民元（約402兆円）に達した。通年では51兆5000億人民元に上る見通しという。網経社（ネットビジネスサービスプラットフォーム）傘下の電子商取引研究センターが9日に報告した。
　従来型産業の電子商取引（EC）利用も目立つ。鉄鋼業界のEC額は、今年上半期に2050億人民元に上った。年間では4400億人民元（約6兆9900億円）にまで伸びるとみられている。
従来型産業の間でも、新技術は急ピッチに浸透してきた。調達モデルの刷新、取引のスマート化、スマート金融の導入、スマート物流の活用を通じ、産業チェーンの集約化、グレードアップが実現したという。
　鉄鋼EC分野の有力ブランドとして、上から順に鋼銀電商、欧冶雲商、找鋼網、鋼来鋼往、積微物聯、金陵鋼宝鋼、中鋼網、中鋼在線、大大買鋼、報春電商などを挙げた。


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