中国汽車工業協会は13日、今年9月の新車販売台数が前年同月比12.9％増の256万5000台に伸びたと発表した。増加率は前月の11.6％から加速し、6カ月連続でプラス成長を維持している。生産台数も14.1％増の252万4000台に拡大。繁忙期を迎える中、販売、生産ともに2ケタの伸びを示し、年内の月次最多記録を更新している。前月比でも、販売が17.4％増、生産が19.1％増で推移した。
　車種別では、乗用車の販売台数が前年同月比8.0％増の208万8000台（前月比19.0％増）、生産台数が9.5％増の204万5000台（同20.8％増）。商用車は販売台数が40.3％増の47万7000台（同10.6％増）、生産台数が39.0％増の47万9000台（同12.7％増）となった。
　また、新エネルギー車は3カ月連続でプラス成長を維持。9月の販売台数は前年同月比67.7％増の13万8000台に伸び、増加率は前月の25.8％から大きく加速している。電気自動車（EV）、プラグインハイブリッド車（PHV）ともに前月を上回る伸びとなった。新エネ車全体の生産台数は13万6000台で、前年同月を48.0％上回っている。
　1〜9月の累計では、全体の販売台数が前年同期比6.9％減の1711万6000台。うち乗用車が12.4％減の1337万6000台、商用車が19.8％増の374万1000台だった。全体の生産台数は6.7％減の1695万7000台で推移している。


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