ニュース 2020/11/19 19:02
中国1人当たりGDP、2025年に世界70位へ
経済・統計
中国は2025年までに、1人当たり所得で世界70位となる見通しだ。米ブルームバーグ通信が17日、国際通貨基金(IMF)のデータを基に分析したもの。IMFの予測によると、中国の1人当たり国内総生産(GDP)は購買力調整後で2025年に2万5307米ドル(約260万円)。2025年までの25年間で、中国の1人当たり所得は56カ国・地域を追い抜く見込みという。
報道によると、中国では1人当たりGDPが2000〜06年に倍増し、13年までにさらに2倍に拡大した。24年までに再び倍増する見通しで、この25年間で年率9.1%の成長を遂げると予測されている。
中国では10月29日、共産党の重要会議である第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が閉幕。同会議では、第14次5カ年計画の基本指針が決定した。内需の拡大や科学技術の発展に重点を置く方針が示されている。また、2035年までの長期目標の基本指針としては、経済力、科学技術力、総合的な国力を大幅に引き上げ、1人当たりGDPを「中堅先進国の水準に引き上げる」との目標が掲げられた。
世界銀行では、1人当たり国民総所得(GNI)が4046〜1万2535米ドル(約42万〜130万円)の国を「高中位所得国」と定義している。世銀によると、中国の1人当たりGNIは19年に1万410米ドルだった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
報道によると、中国では1人当たりGDPが2000〜06年に倍増し、13年までにさらに2倍に拡大した。24年までに再び倍増する見通しで、この25年間で年率9.1%の成長を遂げると予測されている。
中国では10月29日、共産党の重要会議である第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が閉幕。同会議では、第14次5カ年計画の基本指針が決定した。内需の拡大や科学技術の発展に重点を置く方針が示されている。また、2035年までの長期目標の基本指針としては、経済力、科学技術力、総合的な国力を大幅に引き上げ、1人当たりGDPを「中堅先進国の水準に引き上げる」との目標が掲げられた。
世界銀行では、1人当たり国民総所得(GNI)が4046〜1万2535米ドル(約42万〜130万円)の国を「高中位所得国」と定義している。世銀によると、中国の1人当たりGNIは19年に1万410米ドルだった。
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