【亜州ビジネス編集部】中国の全国乗用車市場信息聯席会（乗聯会）が20日に発表した週間データによると、1月第2週（11〜17日）の1日当たり乗用車小売台数は前年同期比25％減の5万7954台に縮小した。減少率は第1週（1〜10日）の7％から拡大している。乗聯会は足元の販売状況について、昨年12月とほぼ同じペースだが、春節（旧正月）前としては勢いに欠けると説明した。

　第1〜2週の1日当たり小売台数は5万9367台。前年同期比で16％減、前月比で3％減となった。第1週については、正月連休（1〜3日）などで昨年より休日が多かったことが影響したという。

　一方、今後の見通しについては春節に向けて徐々に販売が増えていくと乗聯会は予想。新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、帰省に向けてマイカーを購入する人が増えるとみている。


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