ニュース 2020/12/22 19:00
中国初のmRNAワクチン工場が着工、年産1.2億剤
リスク管理・社会
中国の雲南省玉渓市で21日、新型コロナウイルス感染症のmRNAワクチン生産工場が着工した。中国で新型コロナ向けmRNAワクチンの工場が建設されるのはこれが初めて。8カ月後に生産を開始する見込みで、第1期の年産能力は1億2000万剤を計画している。複数メディアが22日までに伝えた。
同工場で生産されるのは、中国初となるmRNAワクチン候補「ArcoVax」。中国人民解放軍の軍事科学院、蘇州艾博生物科技公司、雲南沃森生物技術公司が共同で開発を進めているものだ。6月19日に臨床試験の認可を取得し、現在、臨床試験の初期段階にある。
mRNAワクチンとは、「メッセンジャーRNA」と呼ばれる新しい技術を使ったもの。米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンや、米モデルナのワクチンも同技術が利用されている。
中国では現在、5種のワクチン候補が第3相臨床試験(フェーズ3)の段階にあり、うち3種は従来型の不活化ワクチン。ほか2種はそれぞれ、ウイルスベクターワクチン、組み換えタンパク質ワクチンとなっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同工場で生産されるのは、中国初となるmRNAワクチン候補「ArcoVax」。中国人民解放軍の軍事科学院、蘇州艾博生物科技公司、雲南沃森生物技術公司が共同で開発を進めているものだ。6月19日に臨床試験の認可を取得し、現在、臨床試験の初期段階にある。
mRNAワクチンとは、「メッセンジャーRNA」と呼ばれる新しい技術を使ったもの。米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンや、米モデルナのワクチンも同技術が利用されている。
中国では現在、5種のワクチン候補が第3相臨床試験(フェーズ3)の段階にあり、うち3種は従来型の不活化ワクチン。ほか2種はそれぞれ、ウイルスベクターワクチン、組み換えタンパク質ワクチンとなっている。
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